ネタがないので映画「パール」の感想を書こうと思います。
巷の映画の感想って、あらすじが最初に書かれていることが多いので
私もうろ覚えですが挑戦してみようと思います。
そういうのが嫌いな方は注意してください。
映画「パール」あらすじ(ネタバレ注意)
田舎の牧場で両親と暮らす年頃の女の子パール。
一応結婚していますが夫は出兵中。
父親はスペイン風邪の後遺症によりほぼ寝たきり状態なので、
母親とパールは牧場の経営で細々と生計を立てています。
ドイツ移民の母親は生活が苦しいのもあり、パールにとても厳しく接しています。
パールには密かに「映画女優になる」という夢があり母親に隠れて映画を観たり、ダンスの練習をしたりしています。
キレやすい性格なのでリアクションが薄い観客(ガチョウさん)を串刺したり、友達のワニさんの卵を潰しちゃったりすることも。
そんな中で街に行った際に一人の映画技師と知り合いになります。
また、義妹から女優のオーディションがあることを教えてもらいます。
そこから退屈だったパールの運命は動き出す・・・!?
結構覚えていたのではないでしょうか!!
最終的にパールは映画技師、両親、義妹を殺害します。
「X」では詳しく語られなかったキチ○イババアパールが何故誕生したのかがこの映画で描かれています。
パールがサイコパスかと言われたら、私はそうだとは言えないのではないかと思います。
個人的にはパールに共感してしまう部分が多々ありました。
母親厳しすぎじゃないですか。
生活が大変で苦労しているので、虐待ではないと思いますが、
自分が苦労しているのに娘が楽しくするのは許せない!という気持ちを感じました。
そういうのは良くないですよね。
ドレスくらい貸してあげてください。
あと、パールがガチョウを殺すところと映画技師を殺すところすごく分かる〜って思いました。
こっちの気持ちが無茶苦茶になっているときに、相手が自分を怖がっていたりごまかそうとしていたらさらに腹が立ってしまうんですよね。
相手からしたら理不尽かもしれないですけども。
パールの最後の笑顔は狂気から来るものではないと思います。
パールも自分で無茶苦茶になっていっているのがわかっていて、でもそうすることしかできなくて、帰ってくる夫だけが頼りなので必死に笑顔を作って出迎えたんだと思います。
まあ加齢とともに頭は本当におかしくなってしまうのですが。
個人的に一番かわいそうなのは義妹です。
特に意地悪とかではないのに殺されてしまいましたね。
でももしかしたら最初から自分が選ばれるのを知っていてパールを誘った説もあるかな思いますが、どっちなんでしょうか。
最後に、ミアゴスちゃんすごく可愛かったです。
キュートな顔とスタイルの良さで、オーバーオールを着ても全然芋っぽくならないのすごい。
そこだけ惜しかったです。
私はパールに共感できたので、この映画結構好きでした。
ながやまこはるちゃんとお兄さんもおすすめしてくれていたので嬉しかったです。
でもながやまこはるちゃんは年齢的にこの映画はみてはダメだと思います。
以上映画「パール」の感想でした。
続編「マキシーン」も楽しみです。