ながやまこはるちゃんがお勧めしていたので、昨日観てきました。
最初は観にいく気はなかったのですが、イギリスの児童書が原作ということで気になりまして。
なぜかと言うと私も子供の頃は結構な文学少女だったからです。
部屋には近所の方から譲っていただいた世界名作児童書全集的なものがあり、
毎晩徹夜して読んでいたものです。
「屋根裏のラジャー」の本筋とは違いますが、やっぱり読書によって子供の想像力は育つんだな〜と観ていて思いました。
前書きが長くなりましたがあらすじです。
あらすじ書くの結構難しいのでやめたいです。
あらすじ
主人公は少女アマンダの想像から生み出された”イマジナリ”のラジャー。
周りの人には見ることはできませんが、アマンダがつくりだす想像の世界で毎日楽しく遊んでいます。
ある日、怪しいおじさんと少女がやってきて、なんとラジャーを食べようとしてきます。
逃げ出そうとした二人は事故に遭い、アマンダだけが病院に運ばれていきます。
行き場を失ったラジャーは自分が消えかけていることに気づき
もしかしたらアマンダは死んでしまったのでは・・・と心配になります。
そこにイマジナリの猫・ジンザンが現れ、迷っているラジャーをとある場所へと案内します。
そこになんとはたくさんのイマジナリが暮らしている街がありました。
ラジャーをそこで他のイマジナリと交流したり、与えられる仕事をこなしたりすることになりますが・・・。
以下感想です。
感想
監督は以前ジブリに所属されていた百瀬義行さんです。
私はポニョ以降はジブリから離れていたので、最初はなかなか世界に入り込めずにいたのですが、途中でボロ泣きし、最後も泣きました。
最初にも書いたのですが、私は児童文学が好きなのでその点で共感できる部分が多々ありましたし、やっぱり細かい表情や演出が上手いなーと思いました。
リジーがアマンダの秘密の箱に父親の写真が入ってるのをみて、息を吐いて蓋を閉めるところと、その後の傘に書いてある文章を見つけて泣いてしまうところで私も我慢できなくなって涙が出てきてしまいました。
前の座席の人も泣いていました。
伏線?や展開もとても綺麗でした。
昨今は奇をてらった展開の作品が流行っていますが、綺麗な展開の作品もやっぱりいいなと思います。
ラジャーが生まれた理由や、冷蔵庫の下り、とても綺麗でした。
おっさんは気持ち悪かったですが、そうなるまでに謎の少女(おっさんのイマジナリ)と色々物語があったんだと想像させてくれるところも好きです。
余談ですが「河童のクゥと夏休み」というアニメ映画も大好きなのですが、
観ていてちょっと思い出す部分があり、また観たくなりました。
そして個人的に思い出した作品が他にもあるのでおすすめします!!
です。
夢見ることは素敵ですね。
私も同じ心を持つ人に出会いたいものです(TT)
以上です!